9月15日(土) 瀬戸町の飲ませサビキ釣り

飲ませサビキシリーズ 最終戦?


今期は釣れていないわけではないが

○日前はよく釣れたとか 翌日はよく釣れたとか

どうも釣れない日を選んで釣行しているようだ。

狙いのブリも今シーズンは未だに揚げられず。

何としても1本釣らなくては。


今日は何だか釣れそうな予感がする。


1:30に起きて 西へ遠路260km

港に着いたのがちょうど6:00



最近の状況としては

木曜日は三机沖の魚礁まわりで 10時ころからブリ祭りになって

全船ブリ入れ食い,バラしも多数で大にぎわいだったそう。

釣れる魚は全部ブリサイズで 獲れない大物も多数いたとか。

全船で揚がったブリは100本以上 バラした大物数知れずって

そんな日に当たってくれたらいいのにね。


翌金曜日は 朝から遊漁船・漁師の船 全船集結するものの 時合いは一瞬で終了。

各船ともブリの顔を見た程度だったそうな。


木曜日 爆釣→金曜日 沈静化→土曜日 撃沈?

何だかいやな予感がするんだけど。


今日は大物一発勝負なので

イワシの付きや本命の食いが悪くなるのを覚悟で

仕掛けは14号ラインで通すつもり。

掛けたら絶対に獲るで〜



湾内や湾口のポイントでイワシの反応を見ながら船を進めていく。



途中で仕掛けを下ろすことなく 三机沖の魚礁地帯へ突入。


他の船も集まってくるものの イワシの反応も薄く

本命の姿は見えない。


本日ファーストヒットはMさん

「ここは5kg以下はおらんよ〜」と言ってた船頭さん

あれれ? 2〜3kgのハマチの登場に苦笑い。


まわりの船でも竿が曲がり出した。

最初に本命ブリを当てたのはTさん。


おるねぇ。


いよいよ時合いに突入か と期待が高まったが

忘れた頃に誰かにハマチのアタリがある程度。


イワシが少ないのか 本命ブリが少ないのか

集中力を切らせずに できることを精一杯やって 我慢するしかない。


Mさん 今度は本命ですね。



魚礁をかわしてブリをキャッチ。


今度はKさん

竿先をガンガン叩くので タイですね。



73cmの大鯛だった。

その直後もブリを連発で掛けるものの 底を切れず 魚礁の餌食に。


今日のイワシは魚礁の際や上に付いているので

魚を掛けてもラインを出したらアウト。

魚礁から離れたところでイワシが固まっていると

ゆっくりやりとりすれば ラインが細くてもとれるんだけど。




みなさん大物を獲っているのに 私には未だアタリすらなし。


ここは引き潮がいいので

これから時合いがきっとくるはず。




大型台風が日本に向かってきているようだが,瀬戸内はベタ凪。

南風が吹いて夏に逆戻りしたような感じ。



アタリがないのは仕掛けが太いせいか,たまたまなのか

このまま撃沈しそうなので,仕掛けを細くしようかと思ったが

バラして後悔したくないので初志貫徹。



10時をまわったころ

いい感じでウルメが付いて底に仕掛けを下ろすと

竿先のテンションがなくなる食い上げアタリ。

一瞬の間をおいて 竿先が一気に引き込まれた。

本日最初のアタリ。

何としても ものにしなくては。


ラインを出して魚礁に触れれば

たとえ14号ラインといえども ひとたまりもない。


ドラグをきつくして MT500をパワーモードに切り替え底から引きはがしにかかる。

仕掛けの強度を信じて ゴリ巻き。

最初に何度か突っ込まれたが 何とか底を切れた。

途中はスイスイ揚がってきたが

船が見えてからは横走り。


最後は船頭さんが長い仕掛けをたぐって 無事取り込み成功。



お久し ブリ です。

太平洋ではメジロと呼ばれるサイズだが

釣ったのが瀬戸内海ということで,83cmでもブリということで。


仕掛けの一番下の枝から下の幹糸が魚礁に擦れてザラザラになっていた。

危ない 危ない。

あと1,2mラインを出していたら 恐らくは魚礁の餌食になっていただろう。



この1匹で 随分気が楽になった。


今日のベイトのイワシは逃げ足が速く

船を止めて仕掛けを落としている間に姿を消してしまう。



特に底から浮いた群れは その傾向が強い。

ブリに取り囲まれ 上から押さえ込まれたように底に張り付いたイワシの群れは

移動スピードがそれほど速くないし,

イワシは掛かりにくいものの 掛かれば即ヒットする確率が高い。


本日のベイトチェック。



下から カタクチ大
     ウルメ 中
     ウルメ 大
     ウルメ 特大
     サバ

今日はサバがよく掛かる。

ウルメの大か特大が掛かれば大物リーチ状態なのだが

なかなか掛かってくれない。


何度か大きめのウルメが掛かったものの

本命からのアタリはない。





正午を回って あきらめモードになったころ

何の前ぶれもなく 突然竿先を激しく叩くアタリ。


引きからして 鯛に間違いないのだが,

ブリ用に強めに設定したドラグからラインが出て行く。

14号なので切られる心配はないが

この引き なかなかのものだ。


クリアーな海の中からピンクのシルエットが浮かびあがり

ゴボゴボっと泡を吹きながら きれいな♀の鯛が浮き上がった。



思っていたより大きかった。

自己記録No2 今期7枚目のナナマル 76cm

14号の仕掛けに食ってくるとは。

鯛は来年まで釣る予定はなかったのに 思わぬ拾い物 ラッキーだった。



その後も他の方にアタリがあるものの 私には ない。



遠くに見えるは伊方原発。


13時を回って 再び魚の気配がでてきた。

イワシが底で固まりだすと 誰かの竿にアタリがでだした。


私にもアタリが。

最初に力強く走ったのでメジロ〜ブリかと思ったが

途中からはスイスイ揚がってきた。



60cmほどのハマチだった。


いい感じでイワシが押さえ込まれているが

肝心のイワシがなかなか掛からない。


本命からのアタリは その後もなく    

14:00 終了


寄港後 魔法の棒でハマチをしめる船頭さん。



予想通り 本命からのアタリが少ない一日だった。

4人で メジロ〜ブリ4匹 ハマチ6匹 鯛3匹。



大物狙いはハイリスク・ハイリターン。

数は少ないなりに みなさん大きな魚をゲット。

いつもは偏る釣果も ほぼ均等に。



このところ大物にふられ続けていたが

願掛けの御利益?もあり

ブリと大鯛で最終戦を締めくくることができた。



太仕掛けの選択がよかったのか悪かったのか

8時間釣って アタリはわずか3回であったが バラしはなしだった。



この夏は 鯛ラバやジギングもほとんどせず ひたすら飲ませサビキ釣り。

この釣りは 何が釣れるかわからないし どんな大物が掛かるかわからない。


どこでやっても 何回やっても飽きることない楽しくて不思議な釣りである。



本日の釣果 マダイ 76cm ブリ 83cm ハマチ


    <メンバー募集のお知らせ>

例年 恒例の「日和佐ツアー」今年も企画しております。

狙いはアオリイカをメインに,青物,根魚…そのときに釣れている魚です。

基本はアジの飲ませ釣りですが,サビキ飲ませのブリ狙いなどもありです。

アオリは2kg ブリは10kg1m超のものも出ることがあります。

詳細はHPの過去2,3年の「釣り日記」を参照してください。
瀬戸内ではなかなかお目にかかれないサイズと出会えるチャンスかも?

これから冬場になれば北西の季節風が吹き荒れ
瀬戸内では釣行できない日が増えてきますが
北西風であれば風裏になるので 中止になることはほとんどありません。

よく釣れる?仕掛けあります。タックルもレンタルできます。
極端な話 手ぶらでもエントリー可能です。


新規の方を含め,興味のある方はHPのメールからご連絡ください。
折り返し,日程などお知らせいたします。

釣りロマンを求めてプチ遠征に参加してみませんか。